お知らせ

のとせんブログ

能登半島地震災害支援のためにカトリック名古屋教区が立ち上げた「カリタスのとサポートセンター」のブログはこちらです。能登半島地震災害支援活動の様子を発信しています。

平和祈願ミサ

北陸ブロック富山教会で平和祈願ミサがとりおこなわれました。
日時:8月11日(金・祝)10:30〜 富山教会
主司式:松浦悟郎司教 北陸ブロック司祭団共同司式
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教区典礼研修会 動画配信

2022 年 11 月 27 日の待降節第 1 主日より、ミサ式文の翻訳が改訂され新しくなります。それを受けて教区典礼研修会が、5 月 5 日に金沢教会にて、神言修道会の市瀬英昭神父様をお招きしておこなわれました。どのように変更されるのか、また改めて、ミサのひとつひとつの意味についても深める内容となっております。どうぞご覧ください。

動画配信のページへ

新型コロナウィルス感染症対策

感染症対策に対する皆様のご理解とご協力心より御礼申し上げます。2023 年 4 月 1 日よりマスク着用の上、下記についてそれぞれ解除致します。

なお、ご高齢の方、基礎疾患を有しておられる方、医療従事者の方が多くおられる金沢教会内では、皆様が安心・安全に過ごせるように下記の通りの感染予防策を引き続きよろしくお願い致します。

金沢教会シノドスの取り組みについて

 2023 年 10 月におこなわれる世界代表司教会議・第16回通常総会(通称:シノドス)にむけて、教皇フランシスコは、今回のテーマを「ともに歩む教会のため−交わり、参加、そして宣教−」とし、「シノドス」(ともに歩む)という言葉の意味にあるように、神の民全体で歩みをともにしながら、識別するプロセスを大切にし、おこなうよう呼び掛け、各共同体でこれらの問いかけを通して、振り返りや、取り組みをするよう呼び掛けておられます。金沢教会でも、以下のように取り組みをはじめましたので、皆さまのご協力をお願いいたします。

 金沢教会 シノドスの取り組みについて詳細はこちら(pdf ファイル 495KB)

どうぞ、こちらよりアンケートページにご協力お願いします。

東日本大震災救援募金のお願い

 募金活動は継続して実施いたしております。詳細はこちら

神父様からのメッセージ

幼子の平和

 天使は言った。「恐れるな。わたしは、民全体に与えられる大きな喜びを告げる。今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである。あなたがたは、布にくるまって飼い葉桶の中に寝ている乳飲み子を見つけるであろう。これがあなたがたへのしるしである。」(ルカによる福音書 2・10-12)

 赤ちゃんを見て、どう扱ってよいのか戸惑う人はいても、こわがって逃げ出す人は、まずいないだろう。それどころか、そのかわいらしさに惹かれ、大人も子供も、みんな集まって来るのではないだろうか。

 母親の腕に抱かれ、無心に眠る幼子は、まだ何も知らず、何もできない。だがその無垢の姿を見て、上だ下だと、この世の欲望にまみれ、四苦八苦している大人たちは大いに慰められるのである。

 ところで、二千年前、ベツレヘエムの家畜小屋に一人の幼子が生まれた。天使が現れ、羊飼いたちに、「飼い葉桶の中に寝ている乳飲み子」が、救い主のしるしだと言う。実に奇妙なしるしである。家畜の餌となる飼い葉桶に寝かされている乳飲み子がメシアだというのだから。

 冷静に考えてみれば、「馬鹿馬鹿しい」と、一笑に付されてもおかしくない。王の宮殿とか大祭司の館で生まれたというならともかく、現代で言えば、ガレージか物置小屋のような所で、難民化ホームレスのように生まれた赤ん坊が、人類の救い主だと言うようなものだから。

 しかし、ここに大きなメッセージが潜んでいるように思われる。人間的に見れば、最低最悪の状態の中で生まれたこの幼子は、ヨセフさまとマリアさまに見守られ、すやすやと安心して眠っているのである。それはこの世の外的な状態には左右されないまったき平和、絶対的な平和とも言える。この平和をイエスは生き、成長し、やがてこの平和の中で十字架の死を過ぎ越していくのである。

 いと高きところには栄光、神あれ、地には平和、御心に適う人にあれ。

パウロ 九里 彰 神父

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